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旗竿地は売れないわけではない!売れないと言われる理由や売却のポイントを大公開

2024.02.02 #コラム

旗竿地は売れないわけではない!売れないと言われる理由や売却のポイントを大公開

旗竿地が売れないと言われる理由は?売却のポイントは?

旗のような形をした土地である、旗竿地。
旗竿地は、「敷地延長」や「敷延」、「袋地」、「路地状敷地」などとも呼ばれます。
そのような土地は売れないと耳にすることがありますが、実際には旗竿地でも売却は可能です。

このページでは、旗竿地が売れないと言われる理由や旗竿地の魅力、旗竿地の売却のポイントについて簡単にまとめました。

旗竿地を所有していて、もしかしたら売れないのでは?と不安を抱えている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

旗竿地はどうして売れないと言われるのか

旗竿地はどうして売れないと言われるのか

旗竿地は、次のような理由から売れないと言われています。

  • ・建て替えが制限される場合がある
  • ・日当たりがあまり良くない
  • ・取り壊しや建築のコストが高くなりがち

1つずつ見ていきましょう。

旗竿地は建て替えが制限される場合がある

現行の建築基準法に従って建てられた旗竿地にある住宅は、間口が2m以上確保されています。


しかし、建築基準法の改正前に建てられた古い旗竿地の物件は、間口が2m以下のケースもあります。
その場合は再建築不可物件となり、基本的には家の建て替え (リノベーションなどは除く)はできません。
建て替えが制限されてしまう旗竿地は、将来的に建て替えを考えている購入者にはあまり気に入られない可能性も高いでしょう。

旗竿地は日があまり当たらない

旗竿地は、広い土地を分割してできることが多いので、周りをほかの家に囲まれているケースが目立ちます。
自分の家の周りにほかの家があると、日当たりや風通しが悪くなってしまいますよね。


吹き抜けをつくったり窓をたくさん設置したりすると、日当たりなどの悪さは解決できます。
しかし、その分手間やコストがかかってしまうため、最初から条件の優れた整形地を選ぶ購入者も多いでしょう。

旗竿地は取り壊しや建築のコストが高くなりがち

旗竿地は竿の部分 (路地状部分)の幅が狭いので、建物の取り壊しや建築の際に重機やトラックなどが入りにくくなってしまいます。
現地で必要になる資材をバラして運び現場で組み立てたり、近所の駐車場にトラックを停めてそこから人力で資材を運んだりする必要があるケースもあります。
そうすると、一般的な住宅の解体や建築よりも人手が必要となるので、コストも高くなりがちです。

旗竿地は売れないイメージがあるが魅力もある!

旗竿地は売れないイメージがあるが魅力もある!

売れないというイメージが強い旗竿地ですが、実際には次のような魅力もあり、ある程度の需要もあります。

  • ・プライバシー性が高い
  • ・価格を重視する購入者には好条件
  • ・竿部分を有効活用できる

1つずつ説明します。

旗竿地はプライバシー性が高い

旗竿地には、プライバシーが守りやすいメリットがあります。
道路に面している整形地の戸建ては、どうしても車や通行人の存在が気になってしまうものです。


しかし、旗竿地は居住部分が奥まったところにあるので、周りからの視線がありません。
できるだけ静かに暮らしたい人は、旗竿地に好印象を持つ場合もあります。

旗竿地は価格を重視する購入者には好条件

旗竿地は、整形地と比べると土地の価格が安いです。
都市部では、値段が高すぎてマイホームは買えないという人も最近増えています。
人気のエリアで戸建てを探していて、一般的な戸建てだと予算オーバーになってしまうけれども、旗竿地であれば予算が合うという人にとっては、旗竿地の物件は魅力的に映るでしょう。

旗竿地は竿部分を有効活用できる

旗竿地の竿部分 (路地状部分) にはさまざまな活用法がある点も、旗竿地の魅力の1つです。

  • ・アプローチをつくる
  • ・駐車スペースにする
  • ・駐輪スペースにする
  • ・子どもの遊び場にする

枕木やレンガ、洗い出しなどを使い、門扉も設置すると雰囲気のあるアプローチができます。
竿部分が長く車の扉が開けられる幅もあれば、2台の縦列駐車も可能です。
また、竿部分にはほかの車は入ってこないので、安全な子どもの遊び場としても利用できます。

旗竿地の竿部分にはマイナスなイメージがあるかもしれませんが、このようにさまざまな活用法があり、それをメリットとしてとらえる購入者も多くいます。

売れにくい旗竿地の売却のポイント

売れにくい旗竿地の売却のポイント

旗竿地にも魅力はあり、需要があるので売れないわけではないということがわかったかと思います。
ここでは、旗竿地の売却時におさえておきたいポイントを3つ説明します。

  • ・家は解体せずそのままの状態で売却する
  • ・隣地住人への売却を検討する
  • ・買取り業者への売却も検討する

1つずつ確認しましょう。

旗竿地に建っている家は解体せずそのままの状態で売却する

旗竿地に建っている家は、一般的には解体して更地にせずにそのままの状態で売却しましょう。
建物があったほうが購入者は入居後のイメージがしやすくなり、購入につながる可能性が高くなります。


また、旗竿地に建物があると固定資産税の住宅用地の課税基準の特例が適用されますが、家を解体してしまうと特例が適用されなくなり、固定資産税が高額になってしまいます。
旗竿地は売却までに時間がかかる場合もあるので、解体して高い固定資産税を払わなくて済むようにするためにも、解体せずに売却するのがおすすめです。

隣地住人への旗竿地の売却を検討する

旗竿地の間口が狭く、将来的に建て替えが困難な場合には、隣地の所有者に旗竿地を売却する方法もあります。
隣の土地の持ち主は、旗竿地の購入で、従来よりも間口が広く面積も広い整形地が手に入るので、意外と前向きに考えてくれる人も多いですよ。
近隣住人との関係性にもよりますが、一度旗竿地の購入について提案してみる価値はあるでしょう。

旗竿地に強い買取り業者の利用も検討する

旗竿地を売りたいと考えている人は、買取り業者への売却も視野に入れておきましょう。
旗竿地は、一般の市場では販売が長引いてしまうこともあります。
とくに、旗竿地の中でも接道部分が2m以下の再建築不可物件は、売却が難しい可能性も高いです。
買取り業者を利用すると、すぐにお金が手に入る、広告掲載されないので近所の人に知られない、仲介手数料が不要などのメリットがありますよ。

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旗竿地は絶対に売れないわけではない!

旗竿地は絶対に売れないわけではない!

このページでは、旗竿地が売れにくいと言われている理由や旗竿地の隠れた魅力、売却のポイントについて解説しました。

一般的な整形地の物件に比べると、旗竿地の物件が売れにくいのは事実です。
しかし、旗竿地には魅力もあり、絶対に売れないというわけではありません。
また、売却が難しい場合には、買取り業者を利用する方法もあります。

J・リンクスは、創業13年の実績がある買取り専門業者で、旗竿地の取り扱い実績も豊富にあります。
自社にリフォーム部門もありリフォーム費用を圧縮できるので、その分他社よりも高い買取り額の提示も可能です。
面倒な手続きもすべて代行させていただきますので、旗竿地の売却でお悩みの方はぜひご相談ください。
旗竿地について幅広い知見のあるスタッフが対応させていただきます。